こんにちは、しーたけです。
今回は、「子供が産まれたら必要な手続き」を書いていきます。
先月末(5月末)に第2子が産まれたのですが、お役所の手続きってとても面倒なんですよね。
色々と申請しないといけないのですが、1人目の時に全部やったはずなのに、忘れてしましましたので、今回覚え書きとして一覧を作ってみました。
(まだ手続き中ですので逐次更新していきます)
第2子出産時のことを記事にしたので良ければお読みください。
それぞれの詳細はまた別に書いていきます。
出産後に必要な手続きリスト
出産してから必要な手続きをリストにしました。
何がどの申請で、どの書類が必要なのか混乱してしまいそうですが、基本的に上から順番にやっていけば完了できますので、1つずつ行っていきましょう。
- Medicare(国民健康保険登録)
- Register Baby Birth(出生届)
- Birth Certificate(出生証明書)
- Citizenship(市民登録)
- Identity declaration(Form1195)用写真撮影
- 日本の出生届提出
大まかに言うと、こんな感じです。
これらをクリアすれば晴れて、出生に関してのオーストラリアと日本の申請が終わります。
Medicare(国民健康保険登録)
まずは最初に必要となる、国民健康保険への扶養登録です。
オーストラリアでは国民健康保険のことを「メディケア(Medicare)」と言いますが、この保険の扶養に登録します。
登録しておかないと、病院での検診などの費用が免除されませんのでご注意ください。
申請についてですが、出産した病院で「New Child Declaration(出産証明書)」をもらえますので、それを元にオンラインで申請します。
シリアルナンバーやお医者さんのサインが書いてあることを確認しておいてください。
申請費用は無料です。
また、New Child Declaration(出産証明書)の最後のページの写真も必要ですので、必要事項を追記して写真(またはスキャン)を撮っておきます。
オンラインでの申請は以下の通り
- myGovアカウントログイン
- Centrelinkアカウント
- Family Assistance
- Add Newborn Child
- 必要事項記入
- New Child Declarationの最後のページ写真(またはスキャン)をアップロード
以上の流れて完了となります。
また、スマホアプリからも申請可能で、流れは上記と同じです。
申請が完了したら、後は新しい保険証が来るのを待つだけです。
もし、申請中に検診等病院へ掛かることがありましたら、先に実費を支払い、後ほど返還申請が出来ます。
Register Baby Birth(出生届)
Register Baby Birth(出生届)を申請する方法を書いていきます。
同時にBirth Certificate(出生証明書)も申請できますので、合わせて解説します。
Register Baby Birth(出生届)自体の申請は無料で、Birth Certificate(出生証明書)は有料ですが、オーストラリア市民登録とパスポート申請に必要な書類のため、この時に同時に申請しておくと後々楽です。
また、僕はオーストラリアのクイーンズランド州に住んでいますので、クイーンズランド州での申請方法です。
※他の州は異なるかもしれませんのでご注意ください。
申請方法は、オンライン、郵便、窓口とありますが、一番楽なオンラインでの申請方法を記載します。
- 申請ページへ→こちら
- 必要事項記入
- Birth Certificate(出生届)の質問にyesと回答
- 2種類から選ぶ→Standard(スタンダード)、Commemorative(記念用)※1
- 支払方法を選ぶ(VisaかMaster Card)
※1 Standard(スタンダード)は法的書類のみ、Commemorative(記念用)は、法的は効力はなく、観賞用にデザインされたもので、Standard(スタンダード)も付属しています。
また、Birth Certificate(出生証明書)取得は有料で、Standard(スタンダード)は$48.20、Commemorative(記念用)は$63費用が掛かります。
その他、郵送方法に指定がある場合は別途費用。
Citizenship(市民登録)
さて、次はCitizenship(市民登録)の申請です。
この時にBirth Certificate(出生証明書)が必要ですので、書類が手元に届いてから申請しましょう。
Citizenship(市民登録)の申請手順は以下です。
- immiアカウントログイン→こちら
- New Application
- Citizenship
- 必要事項記入(Birth Certificate(出生証明書)の番号が必要)
- ID(免許証やパスポートなど)と自身のビザ書類アップロード
- Birth Certificate(出生証明書)をアップロード
- Form1195 Identity declaration(身元証明)書類アップロード (ここで写真が必要 ※1)
- 申請料支払い
ここの注意点※1ですが、少しややこしいので、説明します。
写真は、目が開いた状態で真正面を向いているもの。
産まれたての赤ちゃんをその状態で写真に収めるのは至難の業です。
オーストラリアはとてもこの写真に厳しいため、撮り直しになることも多々あるそう。。。
費用は少しかかりますが、写真屋さんで撮影してもらう方が無難でしょう。
また、この時についでに日本のパスポート用写真も同時にゲットしておくと後々楽ですのでおススメです。
オーストラリアと日本のパスポート写真はサイズが違うので、ご注意ください。
僕がお願いした写真屋さんでは、$15で写真が4枚もらえて、3枚はオーストラリアサイズ、1枚を日本のパスポートサイズにしてもらいました。
そして、その写真の裏にサインをもらう必要があります。
このサインは、写真の人物の身元を保証するためのものです。
親のサインではいけません。きちんと法的に認められて人しか受け付けてくれませんのでご注意ください。
以下の条件を全て満たしている必要があります。
- オーストラリア市民権を持っている(永住権保持ではダメ)
- 1年以上その人物を知っている(新生児の場合は産まれてから)
- 親族では無く、婚姻関係や内縁の関係に無い
- 指定の職業に就いている
- 日中連絡出来る電話番号
ここで厄介なのが、4の指定の職業に就いていることです。
全ては記載しませんが、外交官、判事、弁護士、政治家、裁判官など。あまり身近な存在ではない職業だと思います。。。
サインをもらえそうな職業としては、看護師、JP(Justice of the peace)、医者くらいでしょうか。
身元を証明する書類ですので、きちんとした職業に就いている必要があるみたいです。
また、1年以上申請者と面識がある必要があるので、場合によってはサインを断られることも。
僕たちは、担当してくれていた助産師さんにお願いしてみましたが、助産師という職業は指定外のため、サイン出来ないとのことでした。
また、JPでトライしてみようと思っています。
無事にサインしてもらえたら、書類をアップロードして市民登録の申請は完了です。
その後、申請料を支払って後は待つだけです。
申請料は、$190+カード手数料$2.51合わせて$192.51支払いました。(2019年6月22日現在)
現在、登録完了までには数週間かかるみたいなので、帰国日までに次のパスポート申請まで間に合うのか少し不安です。
日本の出生届
僕は日本国民ですので、オーストラリアで出産しても、子供は日本の国籍を有することが出来ます。(22歳まで多重国籍となり、22歳時点で国籍を選択する必要があります)
参照 ウィキペディア
しかし、自動では登録されませんので、日本への出生届も提出しておく必要があります。
こちらは、出産後3か月以内に行えば良いので、特に急がなくても大丈夫ですが、忘れてしまわないように注意が必要です。
- 出生届(英語部はカタカナで記入)2枚
- 翻訳文(Birth Certificate(出生証明書)内容翻訳したもの)2枚
- Birth Certificate(出生証明書)原本提示、コピー2枚
- 戸籍謄本、または抄本(最新のもの)原本提示
翻訳文は、Birth Certificate(出生証明書)に書かれている内容(名前や登録番号など)をカタカナ記入するだけなので、全く難しいことはありません。
僕が書いてみて難しかったところは、「英語部はカタカナ記入」です。
住所などは普段英語で書いているので、カタカナで記入すると番地が逆になったり書き慣れていないためです。
無事全て記入し、書類を揃えたら提出して終わりです。
1週間ほどで戸籍に反映されるみたいです。
戸籍謄本または抄本を持っていない場合は、領事館から取り寄せてもらう必要がありますが、これにはかなり時間がかかりますので、日本に親族がいる場合は、用意してもらって郵送してもらうと時間短縮になります。
まとめ
出産した後に必要な手続きを書いてみました。
結構ややこしかったり、どれがどの書類が必要か分からなくなってしまうことが多々あると思うので、覚え書きとして書いてみました。
再度、申請する必要がある項目を確認しておきます。
- Medicare(国民健康保険登録)
- Register Baby Birth(出生届)
- Birth Certificate(出生証明書)
- Citizenship(市民登録)
- Identity declaration(Form1195)用写真撮影
- 日本の出生届提出
他にも、お仕事をしていた場合は、Parental-leave(育児休暇)の申請が必要だったりします。
まだ申請が必要なのかとうんざりしてしまいそうですが、めげずに1つずつ行っていく必要があります。
僕たちもまだ、全て完了していませんが、早急にこれらを済ませ、次のパスポート申請のステップへと移らないといけません。
パスポート申請についても、また別の記事にしたいと思いますので、パスポート取得する予定の方は参考にしていただければと思います。
しーたけでした。では、また。
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