こんにちは、しーたけです。
今日は、「認知特性」について書いていきます。
これを知っているか、知らないかで努力の方法が違ってきます。
と言うのも、こんなことありませんか?
- 人の顔はすぐ覚えて忘れないけど、名前は覚えにくい
- 一度通った道はほぼ忘れないけど、道順を説明されても分からない
- 道順を説明する時は、頭にその映像が浮かんでいる
- 読書は活字で読むより、マンガ・イメージの方が理解しやすい
- 部屋の間取りを見ただけで、その部屋がどの様な家か想像できる
これ全部しーたけに当てはまることやねん
※僕は今日これを知りましたが、無意識のうちに自分の得意なことをやっていたのかと理解しました。
認知特性とは
同じことを見たり聞いたりしても、理解度や理解の仕方が違う
ということです。
理解度や理解の仕方が違うというのは、
見聞きした情報を、それぞれ視覚的、言語的、聴覚的に理解しているということです。
また、絶対にこのタイプというわけではなく、まんべんなくバランスの良い人もいますし、1つのタイプに特化している人もおり、それぞれ人によって違います。
では、自分がどのタイプなのかをどうやって診断したら良いか?については、認知特性の診断ツールを使うと簡単にできます。
この診断ツールは、医学博士である本田真美さんが作ったもので診断にはエクセル方式で簡単に行うことが出来ます。
大きく分けて3タイプ
認知特性については大きく3タイプに分かれています。
それぞれを見ていきます。
視覚優位者
「見る」ことが得意で、「視覚からの情報」理解に優れる
言語優位者
「読む・話す」ことが得意で、「言語からの情報」理解に優れる
聴覚優位者
「聴く」ことが得意で、「聴覚からの情報」理解に優れる
と分かれています。
各タイプにさらに2タイプずつある
大きく3タイプに分かれていますが、その中にも更に2タイプあります。
視覚優位者
視覚優位者は、イメージや映像は頭に浮かんでいるけど、それを言葉にして説明するのが苦手だったりします。
① カメラ(写真)タイプ
情報を写真のように画像を切り取って、2次元で記憶・思考するタイプ
写真のように記憶することが得意ですので、頭の中に大量の写真データとして記憶を管理しています。
職業で言うと、写真家、画家、デザイナーなど
➁ 3D(3次元映像)タイプ
情報を空間や映像と結び付け、3次元で記憶・思考するタイプ
写真ではなく、映像として記憶を管理しており、人の顔を覚えるのが得意です。
職業で言うと、テレビカメラマン、映像クリエイター、建築家など
言語優位者
言語優位者は、読み書きが得意ですが、説明を聴いて理解することは苦手だったりします。
➂ ファンタジー(言語映像)タイプ
文字をイメージや映像に結び付けて、記憶・思考するタイプ
小説などを読むと、文章からその場面をイメージし、映像として記憶します。その逆に映像から言葉にすることも得意です。
職業で言うと、ライター、絵本作家、雑誌編集者など
④ 辞書(言語抽象)タイプ
文字を図式化し、時系列や相関図として記憶・思考するタイプ
ノートをまとめるのが上手なタイプで、言葉に数字や図を結び付けて系統的に記憶するのが得意です。
職業で言うと、教師、作家、内科医など
聴覚優位者
聴覚優位者は、聴くことが得意なので、音楽や歌が上手だったりしますが、文字を読むのが苦手だったりします。
➄ ラジオ(聴覚言語)タイプ
文字を聴き、音声入力情報として、記憶・思考するタイプ
情報を聞いて理解するのが上手で、一度聞いたCMのフレーズやセリフ、歌詞などを覚えるのが得意です。
職業で言うと、弁護士、落語家、アナウンサーなど
⑥ サウンド(聴覚&音)タイプ
絶対音階があるタイプの人で、文字を聴いた情報とさらに音としての情報を記憶・思考するタイプ
音色や音楽のメロディを一度で覚え、イメージとして頭で処理できます。また、絶対音感で物事の音の高さを判断出来ます。
職業で言うと、音楽家です
それぞれにあった努力をすることで成果が発揮しやすい
それぞれ6タイプを見てきましたが、それぞれに特徴があります。
自分のタイプを知っていることで、自分の得意な方法で努力することが出来ます。
そうすると、成果にもつながりやすく、成果がでることで自分の自信にも繋がり、物事を継続出来るでしょう。
逆に、自分が不得意な方法で努力を続けていても、なかなか成果を出すことができないでしょう。
それがストレスになって疲れたり、継続できないなんてことになりがち。。。
とは言え、先にも書きましたが、絶対にこのタイプに当てはまるとは言えませんし、バランスよく当てはまる人もいますので、
上手く自分に合った方法を見つけて、努力することが大事ですね。
参考:しーたけはどのタイプ?
しーたけの認知特性の診断結果がこれです。
僕のタイプは、「視覚優位 3D(3次元映像)タイプ」です。
また、「ファンタジー(言語映像)タイプ」も同じくらいの結果でした。
最初に書いたことを再度見てみます。
- 人の顔はすぐ覚えて忘れないけど、名前は覚えにくい (3Dタイプ)
- 一度通った道はほぼ忘れないけど、道順を説明されても分からない (3Dタイプ)
- 道順を説明する時は、頭にその映像が浮かんでいる (ファンタジータイプ)
- 読書は活字で読むより、マンガ・イメージの方が理解しやすい(3Dタイプ)
- 部屋の間取りを見ただけで、その部屋がどの様な家か想像できる(ファンタジータイプ)
そのため、僕は上記のようなことが得意だったのです。
逆に、辞書(言語抽象)タイプのように、ノートを上手にまとめたり、聴覚優位タイプのように耳からの情報を処理するのはあまり得意ではなかったのです。
ちなみに妻にもやってもらいました。笑
しーたけの診断結果と似たような形で、「視覚優位 3D(3次元映像)タイプ」と「ファンタジー(言語映像)タイプ」が一番伸びていました。
本当に人によって、得意・不得意があるので、それぞれに合った努力方法を見つける手助けになりますよね。
まとめ
何度も繰り返し書いていますが、自分の認知特性知り、自分に合った方法で努力をすることで、成果が出やすくなり継続にも繋がっていきます。
また逆に、苦手とする領域でいくら頑張っても成果は出にくく、さらにそれがストレスの原因となってしまいます。
色々なタイプがいて色んな理解の方法があるので、診断結果が100%だと決めずに、「自分は現在これが得意だ」の認識で、自分が得意な方法で最大限努力していくのが大事です。
もちろん、今現状の診断結果であり、今後変わることもあるでしょう。
もし、今後自分でタイプが変わったと感じたら、その時に再度診断してみたらまた違った結果がみえるかもしれませんね。
しーたけでした。では、また。
コメント