【オーストラリア】介護士資格取得への道

オーストラリア

ご無沙汰しております。

今日は久しぶりすぎるので、日記風に書いていきます。

時が経つのは早いもので、最後のブログ更新から早や数か月…

コロナがオーストラリアに蔓延し始めたくらいの頃です。(3月初旬)

それからコロナは感染者を爆増させ、人々には外出自粛令が出ておりました。

その間、僕の仕事も通常の半分になってしまいました。

当然ですが、高齢者向けサービスで、皆自粛生活をしていたので、当然仕事が減るのは分かっていましたが…

いざ仕事が減ると辛いものですよね。不安な気持ちが湧き出てきますよね。

 

僕は介護士資格取得の勉強中だったので、この自粛中に進めようと思ったわけです。

(実際には、期限までに取得しないといけないので、やらないといけなかったのをサボっていたのは言うまでもありません。笑)

現在オーストラリアは一部の地域を除き、ある程度まで感染者が減り仕事もほぼ元の状態へと戻りました。

とは言うものの、介護士資格取得のために出てくる英単語なんて聞いたことないのがほとんどだったため、お勉強は至難を極めました。

 

元々お勉強は嫌いだったし、ましてや英語でなんて…

と最初からネガティブだったのにさらに介護に必要な英単語だけでなく、病気などの専門的なものや体の内部の各器官などの名称も英語で覚えないといけません。。。

日本語ですら危ういのに英語でそれを覚えるなんて出来るのか…笑

 

大体、仕事の日は1日2時間、休みの日は4時間ほどパソコンの前に座ってひたすら取り組みました。

嫌々とは言え、やるしかありませんので英語の問題をひたすら日本語へと翻訳し、自分なりに理解してその回答を日本語で考え、さらにそれを英語へと翻訳する。

果てしなく時間がかかりました。。。

1つの課題に対して問題が50~100個ほどあり、時には3問解くだけで1日が終わるなんてこともありました。

 

課題は問題を解くだけでなく、表を完成させたり、用意されているシナリオに対しての自分の考えを書いたり、実際の介護現場での体験をレポートにまとめたりしなければならず、こんな僕でも出来るのか…

と、本当に毎日不安と焦りの中ひたすらこなしていました。

 

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少しずつ、本当に少しずつではありますが、問題を何とかかんとかクリアしていっていたのですが、どうしても理解できずに何度やり直してもクリアすることが出来ない問題が出てきました。

これはまずいと思い、既に資格を持つ同僚に相談しました。

すると同僚は快く僕に問題の意味を分かりやすく教えてくれました。

今まで1人で考えていても分からずに悩んでいたのが嘘みたいにすんなりと理解出来ました。

 

そして、同僚に1日つきっきりで教わって何度もやり直しが必要だった問題を終わらせ、遅れていた分を挽回し、ついには現在教わっている課題まで追いつくことが出来たのです。

本当この同僚には感謝です。

(しかし、この数か月後に同僚は別のより良い仕事をゲットしたため転職して行かれました。笑)

 

遅れも挽回したため、残る課題は3つとなり、期限は残り1か月半。

新たな問題が発生しました。

それは、先生の採点が異常に遅い。。。ということ

すべてはオンラインで勉強していたわけなので、生徒数もかなりいました。

それを1人の先生が全て問題を採点し、必要なら個別に指導(予約制)、さらにその先生はオンライン授業だけでなく、現地での介護の仕事や指導まで担当していて多忙を極めていたのです。

なので、1人ひとりの採点が遅れ、採点まで1か月、個別の質問メールには答えてくれない…という事態に。

もれなく僕もその採点待ちに巻き込まれ、期限は刻一刻と迫ってくるのに、採点は一向にされない羽目に…

この時、期限内には全ての課題を終わらせて、あとは採点待ちの状態でした。

 

しかし、それは僕の責任ではないため、会社にはその状況を説明し、何か進展があれば都度報告していました。

会社からは期限内に資格取得出来ないと、資格取得するまで仕事を休みにされると聞いていたのでかなりビビっていたのですが、状況を説明すると会社側も納得して期限を延ばしてくれました。

 

そして要約全ての採点が終わったら晴れて資格がもらえるかと思いきや、全ての課題が終わった後に、最後のテストが待ち受けていました。

最後のテストは電話もしくはZOOMで行われ、シチュエーション毎の対応について口頭で説明するというものでした。

2時間程(長かった…)テストを行い、後日資格会社より無事に資格取得出来た旨の連絡を頂きました。

そして資格証の送付までに4週間程かかると言われ、郵送されてくるのかと思っていたらまさかのメールに添付されてきただけでした。笑

そんなん次の日に送れるやん!と思わずパソコンにツッコんでしまいました。笑

 

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何はともあれ、無事に資格は取得できましたのでめでたしめでたしとしたいところです。

しかし、実際には僕の実務上は介護資格が必要なことは何一つありません。。。

高齢者向けの運転手ですので、ご飯やシャワーを手伝うことはありません。

それでもあれだけしんどい思いをして取得した資格ですので有難く頂いて、もしその機会が来たら学んだことを思い出して介護したいと思います。

 

今日は簡単に日記風に書いてみました。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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