【2人目】海外での出産についての記録【オーストラリア】

オーストラリア

こんにちは、しーたけです。

 

今日、妻が女の子を出産しました。

なので、本日は「2人目の海外出産記録」について簡単ながら書いていきます。

 

一言で言うと、「命の誕生は尊いものである」ということです。

これからパパママになる人に読んでもらいたいです。

1人目出産時の記録はこちら

ですが正直に言うと、単なる日記です。

しかし、こんなに濃い時間を過ごした1日は、忘れられないし、忘れたくありません。

その為に今日、これを書いています。

もし、ご興味があれば続きをご覧ください。

 

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2人目を海外で出産した記録

本日、令和元年5月30日に妻が第2子となる女の子を出産してくれました。その記録をツイッターを交えながら備忘録的に書いていきます。

まずは早朝

いつもより早めに起床し、義両親が日本から応援に駆けつけてくれていたため、空港までお迎えに。

もちろん、娘はまだ夢の中、妻は出産を控えた身体の為、しーたけ1人でお迎えに行きました。

とは言っても、家から空港まで10分。

ケアンズは田舎なので空港と町が近く、そういった意味ではとても便利です。笑

空港に着いた時には既に入国審査を終え、到着エリアで待っていてくれました。

早速、お願いしていた荷物(主に食料品、段ボール3箱分)と義両親2人のスーツケースを車に積んで家まで帰りました。

病院へ行く時間まではまだしばらく時間があったので少し休憩。

娘をデイケアに送り、再度帰宅。この時朝8時半。

病院へ行く時間は10時半だったので、出発まで皆で団らんしていました。

いざ、病院へ

10時くらいまでに食事と家事を済ませ、いよいよ出発です。

義両親は手術室に入れない(入れるのは1人のみ)ため、家でお留守番してもらうことに。

昨晩からのフライトでほとんど寝ていなかったみたいなので、昼寝してもらってから夕方に合流する予定にしていました。

病院へは予定通り10時半に到着。道中はさすがに緊張してきたのか2人とも口数が少なくなっていました。

受付に行くとすぐに部屋へ案内されました。

帝王切開手術のため個室での対応です。(通常分娩の場合は、2人以上の部屋の場合がほとんどだそうですが、しーたけ妻は前回も帝王切開だったため個室でした)

また、基本的には助産師さんがずっと付き添ってくれます。しかし、診察の頃から付き添ってくれていた助産師さんは数日前に身内に不幸があったそうで、急きょピンチヒッターの助産師さんがついてくれることになりました。

そのピンチヒッター助産師さんは、僕たち日本人夫婦のために分かりやすい英語でゆっくりと説明をしてくれてとても分かりやすく、またとても明るい性格で僕たちの緊張をほぐしてくれていました。

手術開始は13時と聞かされていたので、何故にそんなに早く行くのだろうかと不思議に思っていましたが、血圧を測ったり、手術についての説明があり、気が付くともう12時半になっていました。

そして、いよいよ手術室へ

これは手術室へ向かう廊下です。そこで、先に妻が手術室へ入り、僕は廊下の端の椅子で待機です。

再度手術の説明や麻酔、点滴などのチューブをつけるためです。

この時はまだお互いに笑顔で手を振りながら「いってらっしゃい」「いってきます」なんて言っていました。

しかしその後先に妻が手術室へ入り、廊下で1人で待たされている時間が一番緊張しました。

こんな感じにツイートしています。

昔、病院では携帯の電源は切れと言われていましたので、助産師さんに確認しましたがマナーモードであれば良いとのことでした。

2人でいた時は、あまり緊張せずにいられたのですが、いざ妻が先陣を切り、1人後方待機だと色んな事を考えてしまい、緊張しすぎて頭が痛くなってしまいました。

そしてドキドキで待っていると、助産師さんが僕の元にきてくれました。

いよいよ手術室へ入るのかと思っていたら、一度待機するとの説明でした。

何でも、緊急の患者さんの手術をするために、手術室を使用するとのことでした。

回復室へ移動し、手術室が空くのを待つことに。

ある意味で拍子抜けとなったしーたけ夫婦は雑談をして笑って過ごしました。お互いがお互いの緊張をほぐす様に、手と手を握り合って会話をしていました。

緊急で手術となった患者さんは、その後1時間ほどで手術を終えたみたいです。

無事に成功したことを祈ります。

そして再び手術室へ向かうことに。

また、あの廊下で待機になります。

この時は平静を装って笑顔で妻を見送りましたが、実際の所、心臓のバクバクが妻にも聞こえるのではないかと思うほどでした。

ツイートで「大丈夫大丈夫」と言っているのは、ほとんど自己暗示的だったと思います。

不安や緊張、また期待や嬉しさなどの色んな感情が入り混じって、1人で泣きそうになりながらも何とかこらえて待っていました。

その後、助産師さんからお呼びがかかりついに手術室の中へ

手術室へ

手術室へ入る前に、手術着!?みたいなものを着てから入室です。

中へ入ると、10人程の人たちが妻を中心にして手術をしていました。

大きなシーツで胸から下を隠されていて、僕は妻のすぐ横に座りました。

既に手術は始まっていて、妻の身体は右に左に動いていました。

妻曰く「痛いとかの感覚は無いけど、お腹を押されているのは分かるし変な感覚」だそうです。

狭いところを抜けて出て来るのは自然分娩でも帝王切開でも変わりません。

医師が3人がかりで必死に妻のお腹から赤ちゃんを出そうとしてくれています。しかし、そんな中僕は妻の手を握り話しかけることしか出来ません。

何と無力なのかと一瞬よぎりましたが、今は目の前で頑張っている妻が一番大変なのだと気持ちを切り替え、妻にはずっと話しかけ続けていました。

そして、ついに赤ちゃん誕生の瞬間です!!

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赤ちゃん誕生

14時35分、「おぎゃーーーー」と大きな声で泣く赤ちゃん。

その時に、安堵の表情を浮かべ、涙を流した妻。2人目でしかも2回目の帝王切開とは言え、やはり不安や緊張、恐怖があったのでしょう。

普段の表情やしぐさからはみじんも感じさせない妻ですが、この時ばかりは大粒の涙をこぼしていました。

それを横で見て僕も感動。

妻の涙を拭いながら、「良かったね」「頑張ったね」と声をかけていたと思います。

正直、ちゃんと声が出ていたのか自分でも分かりません。

まだへその緒がついた状態で医師に抱き上げられてシーツの上から妻と僕に見せてくれました。

とても元気な声で泣く女の子でした。

それを見てまた2人とも感動。。。

もうそこに言葉は必要ありませんでした。しっかりと手と手を握り合って感動を共有出来ていたと思います。

この時に、赤子と言われている理由も分かりました。本当に赤ちゃんって顔や身体が赤い」んですね。(落ち着いたときに夫婦2人で赤ちゃんを見ながら「梅干しみたい」と言っていたのは内緒です笑)

その後、助産師さんが赤ちゃんをタオルで包み、僕が呼ばれました。カプセルに入っている赤ちゃんのへその緒を切るためです。

1人目の時も切りましたが、まぁ何とも言えない感覚です。(思っているより力を入れないと切れません)

その後、早速赤ちゃんを妻の元へ連れていき、胸のところで抱き合わせてカンガルーケア。

手術室はかなり冷房が効いていて、大人の僕でも肌寒いくらいでした。

なので、赤ちゃんにはとても寒かったでしょう。赤ちゃんを妻の上に置き、その上からタオルを何重にも重ねて、冷えない様に配慮していました。

その間にもお腹を閉じる作業は続けられており、必死だった医師たちは、無事に赤ちゃんが取り出せたのでリラックスした表情で作業を続けておられました。

順調に手術は運び、特に問題なく手術は終了となり、僕は一足先に赤ちゃんを連れて回復室へ。

終了時間は15時15分くらいで、手術時間は1時間15分くらいでした。

元々聞いていた時間通りで一安心。

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その後は回復室に移り、身長(50cm)・体重(3290g)・頭囲(34.8cm)を測定し、ビタミンK注射を行いました。

ここでまさかの出来事です!!

1人目と2人目の出生体重が全く同じでした!!

こんなことってあるんですね!?助産師さんもとても驚いていました。

考えてみると、同じ母体で、ほぼ同じ期間育つことを考えれば、まぁまぁの確率で起こり得ることなのかと妙に納得してしまいました。

それにしても、手術室に入る前にツイートしてからわずか30分。感覚的には手術室の中ではものすごく長い時間が流れていたと思っていましたが、赤ちゃんが産まれる奇跡の様な体験を実際には30分、手術終了まではたったの1時間15分で終えたのです。

そう考えると、1日の中でも本当に短い時間かもしれません。しかしながら、この1時間強の時間は実際よりもかなり長く感じ、人生の中でも強烈な印象を残して妻と僕の記憶の中に残り続ける非常に濃い時間でした。

義両親、娘と対面

回復室でも順調に事は運び、1時間ほどで部屋に戻ることになりました。

部屋に戻ると、助産師さんから今後の入院中のことや、入院病棟のスタッフへの引き継ぎなどを行っていました。

その際に僕は、一度病院から義両親が待機している家へ戻り、無事に出産したことの報告をして、義両親を連れて娘を迎えに行きました。

娘にも今日、妹が産まれることは伝えていたため、迎えに行くと「ベビーのとこ行くー!!」ととても会えるのを楽しみにしていた様子。

早速、義両親と娘を連れて再び病院へ。

病院へ戻ると、赤ちゃんは少し疲れたのか眠っていました。

そのせいか、娘は赤ちゃんを見ても案外何の反応も無かったです。笑

対面した時にどんな顔するのかと楽しみにしていたんですがね。

しばらく、皆で団らんしていると赤ちゃんも起き、義両親にも赤ちゃんを抱っこしてもらいました。

娘はまだ3歳なので、まだ抱っこは出来ませんが、赤ちゃんの頭をなでなでして「かわいー」と言っていました。

さすがにお姉ちゃんの意識があるのでしょうか。今後が非常に楽しみであります。

赤ちゃんの着替えを済ませ、赤ちゃんの初オムツ交換をしました。

娘のオムツ交換に慣れていたので、とても小さく、か弱い身体のオムツ交換を久しぶりにすると緊張しました。

母子ともに健康とはいえ、ハードな1日だったことには変わりないので、1時間ほどして退散。

また、部屋を出た瞬間から、明日会いに行くのが楽しみなことは言うまでもありません。

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何も問題が無く、順調にいけば3泊4日で退院できるとのことです。

その後家に戻ってからは、娘とお風呂、歯磨き、寝かしつけと普段通りの生活に。

娘も明日また赤ちゃんに会えるのを楽しみにしているみたいで、そんなお姉ちゃんぶっている娘も可愛いです。

実際にもうお姉ちゃんですが。笑

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最後に

最後になりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございます。

思ったこと、感じたことを書きなぐったような乱文日記ですが。汗

生命の誕生とは尊いもので、産まれた子には無限の可能性があり、その親にはその子を育てるという大きな責任がある

ということを再認識したしーたけでした。

これからパパママになる人に読んでもらえれば幸いです。

また、ツイッターの皆様からはたくさんの応援メッセージをいただいたり、色々とアドバイスをもらったりと、本当に感謝しております。

基本的にすぐ感極まってしまうのですが、今日の出来事を思い返して既に3回はウルウルしています。

これから4人+猫2匹の家族でやっていきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

しーたけでした。では、また。

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