【海外】妻がオーストラリアで出産した話【父親目線】

育児

こんにちは、しーたけです。

今日はオーストラリアで妻が出産した話をしたいと思います。というのも妻が2回目の出産を5月末
(新年号元年ベイビーです笑) に控えていまして、 前回の出産時に父親目線で書いていたメモを元に書き出していきます。

拙い文章かつ長いので、パッと読みたいなという方は、時系列メモをご覧ください。

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妻がオーストラリアで出産した話(海外出産)

出産というのは奇跡であり、人生の中での一大行事でもあります。

そして僕たち男性陣は圧倒的無力感を感じるのです。。。汗

それに加えてオーストラリアでの出産には不安があります。オーストラリアで出産することがどう言った感じなのか分からず、僕も妻もとても不安でした。

 

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奇跡の出産の日

僕の妻が娘を出産したのは、2016年3月19日。実は、予定日より1週遅れだったため、次の日の20日に入院する予定でした。

この時、僕はパン屋の配達の仕事をしていて、とても朝が早かったので朝3時半には起床していました 。

その時、妻が「あれ?陣痛きたかも」 と言っていましたが、妻のお母さんも日本より駆けつけてくれていたため、陣痛がひどくなったら連絡してくれるように伝えて仕事に行きました。

両親教室で、陣痛間隔が5分になってから病院へ行くようにと指導を受けていたため、まだ様子見の段階でした。

その後も陣痛に耐えながら、僕に連絡をくれたのはすでに5分間隔になった時でした。

僕は職場のボスにそのことを伝え、仕事を切り上げさせてもらい急いで家に帰りました。

帰った時には妻はソファに横たわり、ぐったりとしていました。横にはお義母さんが背中をさすったり、タオルで汗を拭いてくれていました。

すぐに病院に電話をして、現在陣痛の間隔が5分であることを伝えたら「すぐ病院に来るように」と言われたので 病院に向かいました。

病院に着くと環境が変わったのか陣痛が少しおさまり、15分間隔ぐらいになったのでまた様子見となりました。この時はまだ妻も会話もでき、分娩室に入り助産師さんと会話しながら状況を説明。助産師さんに調べてもらって、開き具合はまだ3cmほどとのこと。

オーストラリアの分娩室

なるべく妊婦さんが出産がしやすいようにと、広めの部屋にベッドやソファ・シャワー・トイレが併設しています。部屋によってはプールがあり、そのプールの中で出産する、水中出産も可能です。

日本では分娩台に乗り、足を固定された状態で出産することが一般的だと思いますが、オーストラリアでは極端な話、どこで産んでも良いんです。産みやすい体勢、場所(四つん這いや、ソファの上など)で産みます。(両親教室で教わりました)

そこからしばらく落ち着きはしたものの、10分間隔に来る陣痛をずっと耐えていました。

痛みは増すばかりですが、まだ4cmほどとのこと。シャワーをあてるとマシになると聞き、妻をシャワーまで連れて行きました。僕もその場でシャワーを腰にあてていました。1時間ほど浴びていると効果があったのか妻が元気に。

食べれるうちに食べておかないと出産の時に元気が出ないと言われ、アイスやゼリーを少しずつ食べていましたが、陣痛の時に全て戻してしまいました。朝の2時に陣痛が始まった時から食べ物を全く口にしていなかったので、胃がびっくりしたみたいです。。。

一緒にシャワー室にいた僕は服がびしょ濡れになっており、まだ赤ちゃんが出てくることは無いと助産師さんから聞いたので、妻の了承を得て一度家に着替えに帰ることに。(お義母さんは付き添ってくれていました)

1時間ほどして病院へ戻ると、妻がいる分娩室が何やら騒々しくなっていました。

モニターのついた機械がきたり、助産師さんが入れ替わり立ち代わり来てました。何やら僕がいない間に赤ちゃんの心音が弱まったようです。モニターを装着したが何故か画面が写らず、また違うモニターを用意して、入れ替えて…というハプニングがあり、もう僕は気が気ではなかったです…

しかし、まだ十分開ききっておらず、この時はまだ産めない状態でした。何も出来ずにただただ説明を聞かされ僕の心音はバクバクでした。すでに妻は陣痛がひどく話せる状態ではありません。

その後ドクターによる内診。更に赤ちゃんの心拍が弱まってきたということで、赤ちゃんの頭から血液を採取し検査する、と言われました。何のことかさっぱりわからなかったのですが、ドクターの指示通りにしました。

その検査方法とは、「妻がベットに横になって足を大きく開き、僕がその足を持ち上げてキープ。ドクターが赤ちゃんの頭から血を採取し、専用の機械にセットして検査する」 というものでした。

その体勢は非常に辛そうで、妻の苦痛でゆがんだ顔が忘れられません

その採取する様子を助産師希望の学生が入れ替わり立ち代わり5人ぐらい、その姿を見に来ていました。

そんなことはいいから、早くしてくれ!と思いながら、何とか赤ちゃんの頭から血を採り、検査の機械に入れたんですが、画面が映りません。

どうやら電池切れらしい。結局時間が経過しすぎたため検査できず。。。再検査が必要と言われました。

さすがに僕は「 替えの電池ぐらいあるだろう、無いなら買いに行け!機械は何で一つしかないんだ!」と、すごく怒ってしまいました。妻が苦しんでいるそばで何も出来ずに苛立っていました。

さすがに2回目は拒否。注射や促進剤の点滴を開始しました。

実はその血液採取は初めてだったみたいで、ドクターも助産師もやり方が分かっておらずとても手際が悪かったです。そんなことぶっつけ本番でやるなんて日本では考えられないことですよね。

妻は僕の怒りや、血液採取のストレスにより陣痛の頻度が下がってしまいました。(本当に申し訳ない)

今までずっと陣痛に耐えてきた妻ですが、疲労と痛みがピークに達したこともあり笑気ガス(オーストラリアではハッピーガスといい、痛みを軽減する効果があるそう)を吸い痛みを緩和。

再度ドクターによるチェック。まだ開ききっておらず、このままでは赤ちゃんが危険ということで、緊急帝王切開をすることに。。。

ドクターから説明を受け、必死に耐えている妻に説明して、同意書にサインをして、すぐに手術室へ向かいました。

手術室に入ると、クラブミュージックがガンガンかかっており、ここは何処だ?!とドラマで見た手術室のイメージが見事に裏切られました。中にはドクターや助産師、麻酔医師にその他何担当の人か分かりませんが、合計10人ほどがいました。

麻酔(半身麻酔で妻の意識はある)が効いてきて痛みは無くなり、先ほどの陣痛に耐えていた姿とは違い、いつも通りに会話が出来ました。

僕は妻の横に座り、ドクター達が手術を行っている姿を妻に説明していました。もちろん帝王切開の所はシーツで目隠しをされていて見えないようにしていました。

手術室に入って30分が経とうとしていた19:56、ついに女の子が取り上げられました。赤ちゃんの産声を聞いた妻は、肩の荷が下りたのか安堵の涙を浮かべていました。泣くまいと我慢していましたが、それにつられて僕も涙。そのまま呼ばれてウルウルのままへその緒をカットさせてもらいました。

無事に手術は終了し、赤ちゃんの計測です。3290g/52cmの大きな赤ちゃん。1週間予定日が遅れていたためかなり成長していたみたいです。

朝方からの陣痛に耐え、日本ではあり得ない様なハプニングもありましたが、最終的に無事に赤ちゃんと対面することが出来ました。このことから「出産というのは奇跡」なのだと言えます。

僕は何も出来ず、ただただ無力さを痛感しました。本当に母の強さは偉大です。

妻の大仕事を見守ることしか出来ませんでしたが、心から「お疲れ様、ありがとう」と伝えました。

緊急帝王切開でお腹を切っているにもかかわらず、その日から赤ちゃんと同室で寝て、トイレも次の日から自分で行っていました。

病院には2泊3日した後、母子共に健康で無事退院。(オーストラリア在住者は基本的に出産時にかかる費用は無料です)

 

とても長くなってしまいましたが、これにて僕たちの「奇跡の出産」終了です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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以下は時系列にまとめた当時のメモです。

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妻が3年前に娘を出産した時の時系列メモ

2:15陣痛始まる(妻1人で耐えていた)
3:30僕、起床 陣痛始まったと聞く 約10分間隔
4:00早めに仕事へ まだまだ元気そうに話していた
6:25陣痛が5分間隔になったとの知らせ 仕事帰る
7:00帰宅 既にソファでぐったり
7:30病院到着 まだ話せるくらい
7:40まだ3cm程
11:00痛いけど、まだまだ4cm程
12:00しんどいけど、シャワーへ
13:00シャワーで思ったより元気に
13:15アイス、ゼリー食べたが思っきり嘔吐
13:45服着替えに一旦家へ
15:00子供の心音低下、モニター装着
モニター写らず、ハプニングも
5cm程まで広がってきた
16:30ドクターにより、内診とベビーの血液チェック
機械電池切れで結果不明。陣痛頻度下がる
僕不機嫌 促進剤点滴、注射
17:00疲れ、痛みもピーク
瘴気ガスで痛み少し緩和
17:30少し広がり6~7cmへ

18:15
再度ドクターがチェック
さっきと同じで広がっておらず
18:30ドクターから緊急帝王切開のお話
説明を受け、同意書にサイン
19:00再度注射し、下の階へ
帝王切開が始まる
19:30手術室へ入室、妻は意識はっきり
麻酔が効いてて痛みは大丈夫
雑談できる
19:56赤ちゃん出産、へその緒切った
20:30手術終了、赤ちゃんの計測
21:00回復室で初授乳
22:00部屋へ戻って、再度授乳
初オムツ交換、雑談
23:00家到着

上記が当時のメモの内容です。(多少、文章変更しています)

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