今日は、「車を運転している際に必ずと言っても良いほど通る所で、しかも細心の注意が必要とされている踏切」について書いていきます。
この記事は、こんな人に読んでほしい
- オーストラリアで運転する予定
- オーストラリアで運転してみたい
- 日本で交通違反なんて一度もしたことがない
この記事を読むと、以下のことがわかります
- オーストラリアで運転する時の踏切の安全な渡り方
オーケストラでの運転は比較的簡単で、国際免許証を日本で取得していればレンタカー等を借りて運転することができます。
右ハンドル左車線で日本と同じなので、特にオーストラリアで運転することに不安になることはないでしょう。
しかし、気を付けないといけないのは、「ラウンドアバウト」です。
メルボルンエリアで運転することがあるなら「フックターン」も知っておいたほうが良いです。
それぞれ、別の記事で解説していますので、まだ知らないよという方は是非ご一読下さい。
それでは、本題の踏切について書いていきます。
一時停止してはいけない
えっ?と思われる人も多いのでは?
そうなんです。
オーストラリアで踏切を渡る際には一時停止してはいけないんです。
何故なのか。
それは、「電車が滅多に来ないから」です。
そんな滅多に来ない電車のために、踏切で一時停止していたら後ろから追突されてしまいます。
これは冗談ではなく、マジです。マジで追突されます。。。
なので、車を運転中に前方に踏切がやってきたとしても、基本的には一時停止せずにそのまま通過してください。
日本で免許を取った人なら、踏切の前では一時停止をして、安全を確認してから徐行と習ったはずです。
ですので、日本で車を運転していて交通違反をしたことがない人は要注意です。
うっかり踏切の前で一時停止しまう可能性があります。
ですが、ここでもう予習は完璧なので、実際にオーストラリアで運転する際はきっと大丈夫ですよね。笑
ケアンズでは公共交通機関として電車はない
先ほど「電車が滅多に来ない」と書きましたが、僕が住んでいるケアンズに電車はそもそもありません。笑
それなら何故、そもそもこの記事を書いているのか?笑
何故、線路や踏切があるのかと疑問に感じられるかもしれません。
それを今から書いていきます。
ケアンズでの線路は2種類
ケアンズには線路が2種類ありますが、どちらも公共交通機関として使われているものではありません。
キュランダ高原鉄道用の観光列車
一つは、ケアンズで大人気のキュランダ観光の時に走る列車用の線路です。
こちらの線路は元々は炭坑用として内陸の方へ走っていました。
100年以上の歴史がある線路や列車を使って、現在はキュランダ観光のために使用されています。
サトウキビの運搬用列車
また、もう一つはケアンズの一大産業である「サトウキビ」を運搬する用の線路です。
こちらは、サトウキビ収穫の時期(6月~12月、乾期)に運搬用の列車が走るための線路です。
しかし、こちらはほとんど走っているのに出くわすことは無いでしょう。
現地に住んで8年になりますが、踏切で止まったのは数回しかありません。
またこのサトウキビ運搬用列車はかなり速度が遅く、とても長いです。
もし出くわしたら気長に待ちましょう。笑
ただし、場所によっては住宅地のすぐ裏や、ハイウェイの100km走行道路を横断していたりするので、列車が来ている事を知らせるランプが点滅していたら、周囲の安全確認をして停車し、列車が通過するのを待ちましょう。
あまりに急ブレーキだと後ろから追突されることがあるかもしれませんので、後方もご注意くださいね。
踏切に遮断機がついていないところがほとんど
街中には列車が来たとき用に遮断機がついている所がありますが、少し郊外に出ると基本的には踏切に遮断機はありません。
列車の接近を知らせる赤色灯が点滅するだけです。
音で知らせてくれるところもありますが、車から聞こえるほどではありません。
場所によっては、信号の近くであったり、交差点付近だと特に注意が必要です。
余裕があると思って踏切の先へ突っ込んだものの、思ったよりおしりがはみ出してしまっていて、列車と衝突してしまう。。。
なんてことは結構あります。
正直、列車との衝突事故を目撃した回数の方が、サトウキビ運搬用列車のために踏切止まった回数より多いと思います。
なので、踏切の赤いランプが点滅していたら、必ず踏切に入らない様にご注意ください。
まだ列車が来てないから渡っても大丈夫なんてもってのほかですよ。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は踏切の渡り方をご紹介しました。
日本の交通ルールとは正反対なので、最初は面食らうかもしれませんね。
しかし、すぐに慣れます。そして慣れてしまうと日本の交通ルールを忘れてしまいます。
日本に帰った時の運転には気を付けないといけませんよ。
安全が一番大事ですが、違反キップ切られてしまいますよ。笑
また、日本の交通ルールを守って、オーストラリアで踏切の前で一時停止しようものなら、後方から思い切り追突されるので、本当に注意してくださいね。
せっかくの旅行中に事故を起こさない、巻き込まれないために、オーストラリアの交通ルールの一つをご紹介しました。
しーたけでした。では、また。
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