こんにちは、しーたけです。
先日、メルボルンに旅行に行って時に発見した「フックターン」について解説します。
フックターン【Hook Turn】とは
結論から先に言うとフックターンとは、二段階右折のことです。
このフックターンですが、オーストラリアのメルボルン都市部にしか存在しないみたいで、しーたけも初めて目にしました。
フックターンを初めて運転する際には120%緊張すると思います。汗
しかし、ここで解説している内容を読み、イメトレを十分に行っていれば、本番でもスムーズに運転出来る!はずです。
※しーたけがメルボルン都市部を運転した時は、他の運転手さん達はめちゃくちゃ運転が荒かったです。。。クラクション鳴らされますし、最悪無理に追い抜かれます。
オーストラリアで運転する際に知っておきたい交通ルール「ラウンドアバウト」
二段階右折と言えば原動機付自転車
まず、二段階右折と言えば、原動機付自転車に乗っている時に必要な右折方法でしたね。
ウィキペディア
二段階右折(にだんかいうせつ)とは、道路の交差点で左側通行の国において右折する場合に、交差点の側端(交差点の輪郭)に沿って曲がる事を言う。 右側通行の国において左折する場合に同様の行為により曲がることは二段階左折と言い、どちらの場合も含めてフックターン(かぎ曲がり)とも言う。
しっかりフックターンと書かれています。しかし、二段階右折という言葉は知っていても、フックターンという単語はご存知の方は少ないと思います。
それではどういったものか解説します。
フックターンの標識
この様に道路標識と電光掲示板の2つでフックターンをアピールしていました。電光掲示板が無い場所もありましたので、実際の交通規制をご確認ください。
これは慣れてないとめちゃくちゃ緊張します。そして土地勘が無いと急なフックターン標識に対応できず、左車線に入れなくて曲がりたいところで曲がれないという事態になります…泣
どうやってフックターン曲がるの?
- 右ウインカーを出して、左レーンを走行
- 交差点左端で信号待ちしている車の前に真っ直ぐ停車(フックターン用車停止線があります)※横断歩道のすぐ横なので歩行者にも注意が必要
- 曲がりたい方の交差点(前方ではなく、向かって右手側)の信号が青になったら右折
フックターンの標識がある交差点では、全ての右折車は必ずフックターンをしなければなりません。(車・バイク・バス・トラック…)
どうしてもフックターンが心配な方は、フックターンの交差点は直進し、フックターンではない交差点を右折しましょう!
メルボルン都市部は交通量も多く、運転が荒い人も多いです。(しーたけ体験談)絶対に無理はしないようにしましょう。
よくよく見ていると、フックターンする車は曲がりたい方向の信号が赤から青に変わるぐらいの瞬間に曲がっていました。交差点のスペース上どうしても2台ぐらいが限界なので、出来るだけ後続車も曲がれるように配慮してのことだと思います。
ゆっくりと曲がろうものなら後続車からお怒りのクラクションが鳴らされることとなります…汗
なぜフックターンがあるの?
では何故フックターンがあるの?ということなんですが、メルボルンの中心部にはトラム(路面電車)がたくさん走っています。トラムは道路の中央を走っていますので、右折待ちで交差点の真ん中に車がいるとトラムが通れませんし、トラム通過中は車も通れません。何よりも車とトラムが事故を起こしかねません。
もちろん信号は分かれている場合が多いですが、直線の場合はどちらも同時に進むことができるので、右折車はフックターンで待っていて、トラムが通過し、信号が変わってから右折します。
まとめ
- フックターン = 二段階右折
- メルボルン都市部にしかない
- 全ての車がフックターンしないといけない
- 右ウインカー、左車線、信号かわってから右折
- 絶対に無理はしない
メルボルンへ旅行の際、都市部を運転する機会があったら、この記事のことを思い出し、是非チャレンジしてみてください。
余談ですが、しーたけがメルボルン旅行へ行った際、空港からホテルまでをUberを使って行きました。その時に初めて見たので興奮してしまい、かなり食い気味で「あれは何?」と聞いたところ、親切にフックターンについて教えてもらいました。
実はそのUberの運転手さんもフックターンは苦手だそうで、フックターンの交差点は直進し、普通に右折出来るところで右に曲がっていました。笑
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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